掃き溜め

ぐだぐだ掃き溜め

羊飼いの教会

ニュージーランドにそういった建物があるらしい。

テカポ湖のちかくにあるその教会で愛を誓うとはさぞかしロマンチックなことだろう。

周りに星空を遮るものはない。

満天の星の下、当たればピンクのオーロラの下でプロポーズなんかもできて。

二人だけでその空間にいれることは何より贅沢な時間でかけがえのないものになるのだろう。

 

写真と映像はとても綺麗だ。

でも実際に訪れた人の全てをそこから感じ取ることはできない。

気温、風の音、匂い、自然の光、見える星の数、空の色、全て全てを感じることができて、思い出になるのだと思う。

正直羨ましいことこのうえない。

それでも人間とは忘れてしまうもので、時間とともに体験したはずのその場の空気、見た景色を思い出せなくなってしまうのだろう。

そしてなにが残るのかは、その時自分の中で湧き出てきた感情なのだと、今思うことができた。

写真、動画も大事だけど、やはりに日記などで記しておくことが最善な気がする。

かけがえのない思い出になるまでには、時間がかかりそうだ。